皆さんこんにちは。
ATUの広報の三苫です。
誰しも仕事中に事故や怪我にあいたくないですよね?
自分ひとりの体ではなく、家族や子供がいる方もいらっしゃるでしょう。
私が部下を持つなら、その部下が労働災害で亡くなったとしたなら。
私は遺族にどう説明するのか、どう顔向けすればいいのか。
これまでの私はあまり想像がつきませんでしたが、今回参加させていただいた
「ゼロ災害参加運動プログラム研究会」の方でその答えに少し触れた気がします。
「ゼロ災害参加運動プログラム研究会」とは、ゼロ災害運動を学び、現場などでKYT(危険予知トレーニング)を行い
ヒヤリハット等を事前に察知することでゼロ災害=事故を無くすことを目指す研修です。
警備業ということでKYとかの単語は聞いたことがありましたが、
現場でのKYなどは先輩などがやっていることを自分なりに解釈していたので、
正しいKYのやり方などを学び、今までの自分のKYが如何に適当だったのかを思い知りました。
そして、ゼロ災害略してゼロ災と呼びますが、その心構えとして
4S活動なるものがあり、4つのSの頭文字をとって4Sと言いますが
整理(Seiri)、整頓(Seiton)、清掃(Seiso)、清潔(Seiketsu)
の頭文字をとって4S活動と言います。
そして研修が終わって自分の机に戻って思ったことは
どれだけ自分の机が汚いことか!整理整頓できていないじゃないか!
ということで己の行いを反省し、すぐに机を整理整頓しました。
今までとすっかり見違えるような机になりましたが、この気づきを忘れずに
綺麗な机を維持していきたいと思います。
そして今後の課題として学んだことの実践。
例えば机から椅子がはみ出していたとします。
その状態が自然か不自然と言われるとどうでしょう。
椅子がはみ出していたら、それに気づかず躓いて転んで怪我をする人が現れるでしょう。
もっと言えば弊社には全盲の従業員もいます。
そういう方にとっても優しい職場とは言えないですよね。
ではどうするか。
椅子を押し込めばいいのです。
ただ椅子を押し込むにしても基準が必要ですよね。
弊社の場合だと、もうこれ以上押し込むことができないところまで椅子を押し込むこととしました。
となると本当にそこまで押し込んだのか、目で確認して指で差して「ヨシッ!」ということで
しっかり自分で押し込んだのを確認した、と言えるわけです。
目で確認して指で差して「ヨシッ!」というのを指さし呼称といいますが、
今は指さし呼称をマスターすべく日常業務の合間に取り入れています。
実際に机の脚と椅子の接点、つまりこれ以上押し込めないことを確認し。
「椅子押し込み、ヨシッ!」と呼称します。
ここまでやれば、やり忘れというのをほぼほぼ防げます。
おそらく日常でも鍵をかけたかよく忘れる人がいると思いますが(私です)
そういうときも実際に指さし呼称することで鍵のかけ忘れを防ぐことができます。
あとはコロナ禍ですから、換気も大事ですよね。
朝私がカギを開けることが多いのですが、その際に窓を開けて換気します。
その際も確実に窓を開けたことを確認するために指さし呼称をします。
窓が開いていることを指で差し(必ず左手は腰に当てます)指さし呼称。
「窓開け、ヨシッ!」
こうして事務所のコロナを防いでいるわけです。
やはり慣れないことで照れがありなかなか声は最初のうちはでないですが、
なぜこれをやるのか、と言われると
その延長で救える隊員の命があるわけです。
まずは私が、その後全隊員に定着するように今後も気を引き締めてやっていきます。